- スーパーSR
- 抗菌・防臭
- SR加工
- 制電
スーパーSR(ソイル・リリース)
SUPER SOIL RELEASE
丈夫なポリエステル100%でありながら、特殊な撚糸を用いて織り上げた生地を使用することで柔らかな風合いに。生地の段階での特殊な加工により、ナノレベルでの親水性をもたせており、吸着した汚れが簡単な水洗いで落ち易く、なおかつ洗濯中の再汚染を防ぎ衛生的です。その機能は半永久的に持続します。
防汚性 :
ナノレベルでの優れた親水性により、汚れを吸収しつつも簡単な洗濯で汚れを放出します。洗濯中に起こる再汚染も起きにくく、常に衛生的です。
吸水性 :
表面的ではない特殊な加工により高い吸水性を持ち、その効果は半永久的に持続します。
抗菌防臭 :
ニオイの元をつくりだす黄色ブドウ球菌の繊維上での増殖を抑え、悪臭を防ぎます。
耐熱テーピースナッパーを使用している為、高温のリネン洗濯にも対応します。
セミオートマチックファスナーにより、引手を倒すとロックがかかる為、動きと共にファスナーが開いてしまうなどの現象が起きにくいです。
袖口は二重構造。アンダーカバー(内側の布)の袖口はリブ仕様で、体毛の落下による製品への異物混入を防ぐことができます。また、ゴムではなくリブを用いる事でフィット感があり、のびてしまう等の劣化を防いでいます。
異物の持ち込みや埃の付着を防ぐため、ポケットは付けていません。
縫い代がロック始末ではなく、生地の端が出てこない折り伏せ縫いとパイピング始末になっています。ほつれによる異物落下を防ぎ、劣化を防ぎます。
CLEAN COAT SERIES
食品を取り扱うためのツール
現場からの声を込めた「高衛生白衣シリーズ」
バックヤードだけでなくサービスシーンでも、高機能かつ様々なデザインがラインナップ
HACCPの施行に合わせ新たに開発したこちらのシリーズ。
コート5型、パンツ1型のラインナップで、“超”のつく高衛生を必要とする現場から、店頭でお客様に対応するものまで、その場にあったものを選んでいただけます。
半永続的に続く防汚性
―生地編―
開発の段階でまず注目したのは衛生の現場に必要な「防汚性」です。
「汚れを吸着しつつ洗濯で簡単に落とせる“防汚性”(SR/ソイル・リリース)」にするか、もしくは「そもそも汚れをはじく“防汚性”(SG/ソイル・ガード)」にするか、弊社は前者のメカニズムを選択しました。その理由は、汚れをはじいてしまうと、滑り落ちた汚れは床やあらゆるところに落ち、様々な方面に飛散してしまう為です。
色は白の一色。白は清潔を表す色。また、汚れが目立つ為、洗濯を促すことで衛生を保てる色です。その白さを保つ為に洗濯は欠かせませんが、今回の防汚性能はポリエステル100%の生地に特殊な加工を施すことで、スポンジの様に汚れや水を吸収出来るようにし、洗う際は簡単な洗濯でそれらを放出し易くしています。また、汚れのひどいものと一緒に洗っても、その吸収・放出がスムーズな構造によって汚れを留めることが出来ない為、再汚染することがありません。この性能は生地表面だけに施されるコーティング加工によるものではない為、繰り返す洗濯で衰えること無く半永続的に続きます。また、ポリエステル100%でありながら、高い吸水性があり、抗菌防臭加工(SEK青相当)、制電性も施しているため、快適な着心地です。
高機能且つ耐久性を重視
―パーツ・縫製編―
頻繁に洗濯をすることが前提の為、劣化を遅らせるための対策を盛り込んでいます。
豊富なデザインで様々なシーンに対応
―デザイン編―
コート5型とパンツ1型をご用意。どちらもスッキリとしたシルエットになっていて、お客様に見られてもブカッとだらしなく見えません。サービスする現場を意識し、形はバラエティー豊かに揃えました。それぞれの用途に応じてお選びください。
食品衛生法の改正で衛生管理が厳格化。
義務化される「HACCP」とは?
2018年6月、食品衛生法等の一部を改正する法律が公布され、2020年6月より施行される事になりました。施行日から1年間は経過期間として猶予されますが、2021年6月にはHACCP義務化がスタートします。
HACCP義務化により、食品製造現場の管理手法が今までとは大きく変わろうとしております。
HACCPとは…
HACCP(ハサップ)とは、「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の略語で食品を製造する際の衛生管理の手法の事を言います。
今回の法改正により、食品を取り扱う会社は衛生管理の為に下記12手順を行うことが義務付けられました。
HACCPの12手順と7原則
手順1: HACCPのチームを編成する
手順2: 製品の名称や種類、原材料、添加物などを記述する
手順3: 製品を加熱して食べるのか、そのまま食べるのかといった用途や、主に誰が食べるのかという消費者を確認する
手順4: 原材料の仕入れから最終製品の出荷まで製造工程の一覧図を作成する
手順5: 製造工程一覧図が現場の認識とズレがないか確認する
手順6: 各工程で危害要因になりそうなものを洗い出して分析し、対処方法を検討する
手順7: 加熱殺菌や金属探知など危害要因を取り除くための重要管理点(CCP)を決定する
手順8: CCPが適切に制御されているかどうかを判定するための管理基準(CL)を設定する
手順9: CCPが適切に管理されているかどうかを確認するためのモニタリング方法を設定する
手順10: モニタリングした結果、CLから外れているときに行う改善措置を設定する
手順11: HACCPが適切に機能しているかを確認するための検証方法を設定する
手順12: HACCPを実施したことを記録に残し、保存するための方法を設定する。そのことでどの工程で問題が生じたのか、ひと目でわかるようにする。
以上の手順の中でも手順6~12が特に重要であり、「HACCPの7原則」と呼ばれています。
身の回りの衛生を保つには?
HACCPの目的は食中毒や異物混入を防ぐ事です。異物の中でも最も気付きにくいのが体毛の落下。
体毛落下を防ぐ為のユニフォームとして、アンダーカバー付コックコートやパンツ、衛生帽のほかにマスク、リストバンド、ゴム手袋等の小物などもあります。
完全に異物混入を防ぐのでしたら、このような重装備が必要になるわけですが、ここまでの重装備が必要ではない職場の方が多いことでしょう。
居酒屋さんで衛生帽・マスクをしたまま料理を持って来られたら風情も何もありません。 それぞれの職場の課題に見合った機能のユニフォームをご用意ください。